瓦棒屋根に飛行機から見える特大文字を書きました


こんにちは。普通の技術屋がやらないこともやってみたくなる、花です。

昨年の事になりますが、弊社(㈱昭和工務店)創業以来(52年間)のお取引先である杉山硝子様からのご依頼で倉庫屋根の遮熱塗装工事をさせていただきました。

~ 施工前 ~

施工前

塗装工事が済むと、錆だらけだった屋根が美しく純白に蘇りました。

~ 施工後 ~

施工後

 

それをご覧になった杉山社長から新たなご依頼が・・・・・。

「この屋根は、帝国ホテルから、また飛行機からもよく見えるので、社名をペイントして入れてほしい、私も手伝うから工事費は安く!」と・・・

私と同類?(以前ご自宅の浴槽の断熱化を1日がかりで一緒にさせていただきました)の杉山社長からのご依頼は断るわけにはいきません!

 

 

そこで、これらを実現すべく模索した結果、以下の方法で行うことに決定しました。

 

1. 設計の阪本が一文字、一文字を分解してポイントを座標化した図面を作成。

 

2. 屋根の上で4mx4mの木製定規で、50cmピッチの水糸張りのマス目を作る。

 

3. 座標図面からポイントを出し、ポイントをマスキングテープでつなぐ。

 

4. これを枠線にしてその中を塗装。一文字、一文字仕上げる。

  

 

そして、年末年始の3日にかけて杉山社長、辻野大工、的塲塗装さんに私も参加して、霜と夜露を取り除きながら、無事完成しました。

(暮れの12月31日まで塗装していただいた的塲塗装さん、ありがとうございました・・・)

 

帝国ホテルに行かれた際は、是非24階に上がっていただき、生駒山の方向をご覧ください。

また飛行機に乗られた際は、伊丹空港着陸間近、都島上空、左側をご覧ください。

高層マンションに囲まれた中に、「杉山硝子」の文字が浮かんで見えますよ!

 

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